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対話型鑑賞

今回はいつものように描いたり作ったりしない鑑賞。
6名が参加。
最初はアートカードを使ってアイスブレイク。

今の気分で一枚選んでその理由を発表してもらいます。
リラックスしたいから、楽しい気分だから、
絵の○○の部分が気になったから等々。
見る考える話す聞く、の練習も出来たので次はスライドを使って
シャガールの「旅する人々」を鑑賞。(タイトルは伏せて)

鑑賞の約束事を確認してから、1分間じっくり絵を見てもらいました。
最初は「貴族と庶民がいる」
「左の人?が右の人にプロポーズしてる」
「キュビズムぽい」「ミュージカル」
「青い鳥か魚の中にいる人は2人の子供かも」
「女の人の子供かも」「緑の顔は二重人格」
「画面の上は天国で下は地獄」
「2人の視線はあってない」
「左の人は熱があるけど女の人の気持ちは冷めてる」
「赤い鳥、青い生き物は2人の化身」
など人の意見を聞いてイメージも変わり、
どんどん意見してくれるようになりました。
およそ30分。
最後にもう一度じっくり鑑賞して終了。
第一印象、感じた事、作品のタイトルを考えて書いてもらいました。
提出してもらったプリントには
「難民?」「死んだ世界」「恋」
「全ては劇だったのではないか」などドキッとする意見が書かれてました。
終わりにシャガールの生涯、作品を紹介して終わりました。
人の意見を踏まえて自分の意見を話す姿が見れてとても嬉しかった。
昨年とは違う組み立てで進めましたが、今回の方がよりじっくり見てくれたように思います。

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