Skip to content

対話型鑑賞

昨年に続き対話型鑑賞。

アイスブレイクにアートカードを使い、
「今の気持ち」を選んで発表してもらいました。
無意識に「見る聞く話す」を体験してもらいます。
その後はアートカードを使ってお絵描きゲームをしました。
親が1枚絵を選んで口頭で説明します。
子は質問は出来ず、親の言葉で絵を再現します。時間は3分。
「ブラインドトーク」ならず「ブラインドドローイング」です。
因みにお題は「元永定正 ZZZZZ」

この「ブラインドドローイング」大発明と思ったけど
学生に「あ、やった事ある」と言われたので定番のようです。
この時の約束事は
・親は子が聞き取れるように大きい声で話す。
・親は子が描きやすいようにわかりやすく伝える
・子は親の言葉をしっかり聞く
このゲームは楽しかったようで、10回近く遊びました。
回数を重ねるごとに本物に似るようになりました。
このゲームを通じて、
・絵を言葉に置き換える
・言葉を聞いて絵をイメージする
を体験してもらいました。
休憩を挟んで対話型鑑賞に移りました。
今回鑑賞するのは、北脇昇の作品。

最初は発言する子も少なかったのですが
少しづづ声が出てきました。
「影がおかしい」「緑と白の別世界」「お墓みたいなのがある」
「死んでしまっているのでは」「天国と地獄」
「奥の行列に行けば天国に行く」
「奥から死んだ人がこっちに来てるのでは」
「画面右の白いのは霧」「この人が天国か地獄か決めている」
「左の殻から出てきた」「殻は成長を表してるのでは」
と感想がでました。
作品タイトルは「クォ・ヴァディス」
※ラテン語で「どこへ行くのか?」の意味。
みんな絵から様々な印象を受けていたようです。

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.