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大叔父さんの彫刻の話。

大工をしていた大叔父さんがいた事を最近知りました。
そしてその方が趣味で木彫を作っていた事も。
おじいさんが大工をしていた時の鑿を学生時代に貰った事はありましたが
大叔父さんの事は知りませんでした。
個展も終わったのでおばあさんの家にその木彫を見に行きました。
8つ作品はありました。そういえば何となく記憶に残っているような。。

圧巻は阿修羅像。顔の表情とかとても良い。僕は作れない。



そして五重塔はなんと内部まで作っていて、ただただ凄い。
写真はその時代にもあったでしょうが、写真を撮って彫ったのか、本を見て彫ったのか?


そして30センチ程の小作品は6体。

作品の底面に「朝長」とあったので能の一場面を作ったのだと思います。
寄せ木をしていますが丁寧。綺麗。
さすが大工さん。
その中から2点を譲り受けました。



この相撲取りは何と貯金箱。
髷をスライドさせると取れてお金が取り出せます。
面白い。この感じで僕も何か作ろうかな。
とりあえずアトリエに飾りました。

「ルーツだね」と言われますが、元々知らなかったので
「そうなんかなぁ」という感じですが背中を押された感はありますね。
生きておられたら90近い。話してみたかったな。

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