病棟で「夏休みボードゲーム会」を開きました。
ゲーム会とは言っても実際は1時間。
しかし昨年から長期休暇中に病棟でゲーム会をやりたいと思っていたので開催出来た事が大きい。
「夏休み」もし入院していなかったら
友達や家族と外で遊んでいるかもしれない。
家で一人ゴロゴロしながらアイスを食べてぼーっとしているかもしれない。
けど入院中は自由が制限されるし、会える人も限られる。
入院中の子供だけが楽めるイベントがあってもいいのでは、
入院しているから楽しめる事を用意してあげられないかと思っていました。
院内スタッフさんに相談した所、日程調整をして下さいました。
※こちらの病院では入院中の子供に向けてのイベントがいくつも用意されています。
過去に病棟でゲームをした時に課題がありました。
どうしても低年齢の子に合わせたゲーム、進め方になってしまう。
大きい子は他のゲームで遊びたくても対応できる大人が足りない為、
飽きてしまう。これらの解決策として
年齢、趣味に合わせたゲームを選択出来るように3つのテーブルは準備したいと思いました。
併せて参加者が増えても対応できます。
病院への日程調整と並行してゲームスタッフを探しました。
幸い僕の周りには、普段から子供達と関わっている仲間がいます。
今回はノーギャラですが2人に声をかけた所、快諾してくれました。
ゲームスタッフが決まった後は約束事を決めました。
入院中の子供達に対する関わり方、動き方。
判断に困る時は病棟スタッフに頼る。
一緒にゲームを楽しむ。
そして事前に持ち込み予定のゲームで遊び、ルール確認。
担当するゲームは持ち帰って予習復習をお願いしました。
Aさんは虹色のへび、雲の上のユニコーン
Bさんは動物あつめ、窓拭き職人、ココタキ
僕は主に年長、小学生が遊べるゲームを担当。
(Take It Eazy、ワードバスケット、それは俺の魚だ)
他に担当を設けずにゲームも複数用意しました。
ゲーム会当日。
開始と共に子供が来てくれました。
子供はそれぞれのテーブルに広げられているゲームを見て座る席を選んでいました。
最終的に参加者は子供は7人と保護者。
保護者も院内スタッフさんも交えて笑い声も聞こえる中でゲーム会が終わりました。
子供や院内スタッフさんはゲーム購入の参考にもしてくれました。
遊んで、話して、考えて、負けて悔しくて、もう一度挑戦して。
一瞬でも大変な事を忘れて楽しんでもらえたなら良かったと思います。
反省点としては
子供、保護者、院内スタッフの方々から
終了後にアンケートを貰えば良かったです。
あと、許可を得た上で会場の写真も欲しかった。
次回も開催できれば
患者の兄弟も参加してもらえたり、もう少し長時間出来たらと思います。
僕はもちろん楽しかったです。
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