年長さんと「たくさんの世界」
今回は個人制作ではなく班で制作。
班ごとに分かれて模造紙を舞台に自分たちの町を作ってもらいました。
まずはじめに町にはどんなものがあるのか聞くと
「図書館」「海」「動物園」「ホテル」などが上がりました。
自分たちの町にそれを作っても良いし、ヘンテコな物をつくっても良い事、
そしてなにより、同じ班の仲間と「何を作るか」「どこに作るか」を
相談して協力して作る事を伝えました。
素材として今回はお菓子の空き箱なども沢山用意しましたが、
画用紙も沢山準備しました。
「紙を模造紙に立てるにはどうすれば良い?」と聞くと
「テープ、糊で貼る」と答えてくれました。
しかし実際に試すと薄くてパタンと倒れてしまう。
なので、紙は曲げたり折ったりすることで立つ事を伝えました。
班で相談、という事は少し難しかったかもしれませんが
「ここに描いて良い?」と隣の子に聞いたり、2人一組で作る子もいました。
途中、一人の子が窓の近くに行って暫く外を見ていました。
聞いてみると「窓の外を見たら町が見えるから」と教えてくれました。
「町」という解るようでまだ実感には少し遠いものを
知ろうとしているように見えました。
今見えているものでも、想像のものでも良いことを改めて伝えると
また暫く外を見た後、制作に戻っていきました。
今回は考える事もやる事も多かったので
時間内に完成はしませんでしたが、途中で区切って合評。
工作の続きはお昼寝後に出来るようにして下さいました。
班から一人発表してくれる人を決めてもらい、町を紹介してもらいました。
結婚式場と式場のベル
星を見る望遠鏡
森の中にある宝物
自動販売機
みんなしっかり発表も出来て、聞く事も出来ました。
出会って7ヶ月程ですが、みんなすごく成長しています!
数人の子から「難しそうでできるかなと思った。でも出来た」
という感想がありました。
今回は新しい事に沢山チャレンジしてもらったし、
それを乗り越えた事が自信になってもらえればと思います。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.