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キッズプラザ大阪で 「みたてブローチ」

クリスマスも近い12/23にキッズプラザ大阪で
「みたてブローチをつくろう☆」というワークショップを行いました。
子供の頃に雲を見て、生き物や何かの形を見つけて遊んでいました。
大人になってからそれを「見立て遊び」と呼ぶことを知りました。
木彫をするようになり、制作過程で沢山出てくる木のかけら。
かけらでも捨てるのは気が引ける。
かけらはどんどん溜まっていきました。
ある日、木のかけらをクルクル回して見ているとお城の形に見えてきました。
彫刻制作と同時に彫金教室に通っていました。
(身につける彫刻は作れないかな)と思っていました。
「みたて遊び」「捨てられないかけら」「身につける彫刻」が繋がって
「みたてブローチ」になりました。

当日募集のためドキドキしていましたが50名の方が参加してくれました。
大人も子供も、くるくる木を回しながら色々な形を探してくれました。
偶然、沢山の木の中から同じ形の木が子供達に選ばれたけど、
「ペンギンと湖」「うさぎ」という全く違うものが出来ました。
上手に作らなくて良い。
木のかけらが自分には「象」に見えたのならそれで良い。
自分が思った物を作るのが一番大切。
この事を周りの大人も理解して下さり、
みんな自由に想像して作って素晴らしかった。
きっと、大きくなる過程で大変な事や辛い事もあるけれど、
木のかけらをクルクル回して色々な姿を見つけたように、
1つの方向からだけではなく様々な角度から世界や物事を見る事に
繋がってくれれば嬉しい。
参加者の方、保護者の方、スタッフの方、皆様ありがとうございました。
楽しかった!

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