5歳さんと「しょくぶつ、いきもの」のプログラム。
今回は以前見たシルバーナ・スペラーティさんの
プログラムを参考に子どもたちと大きな紙に絵を描きました。
まず園庭から植物を1人1つ選採取しました。
選んだ植物を嗅いでもらうと
「雨の匂い」「何の匂いもしない」「トマトの匂い」
「ジャガイモの匂い」など教えてくれました。
(当日は朝方まで雨で採取の後は雨が降りました)
次に指で撫でたり触ってもらいます。
ツルツル、サラサラ、ガサガサ、ザラザラ。
みんな今までに知った単語や言葉で沢山教えてくれました。
教室に戻ったら長い紙に植物を観察しながら描きます。
最初は青と黄の絵の具のみ。
絵の具の量で色が変わることを見てもらいました。
少し画面に緑が増えて来た頃にもう一度植物を観察してもらい、
取って来た植物にどんな色があるのか教えてもらうと紫、赤の声が。
次は赤と白も用意しました。
葉っぱの点々模様や形をじっくり描いています。
沢山の植物が出来たので、次は植物に集まる生き物を描きます。
てんとう虫、カタツムリ、カブト虫、蜂、蝶、、
子供たちは普段からよく観察しているようで、
葉っぱに集まるアブラムシや、採取した葉っぱに付いていた虫を
描く子もいました。
完成後の発表の時には、植物の伸びる形が難しかった
と教えてくれる子も多くいました。
しっかり見ていた証拠でもあるけど、筆を使って
沢山描くこと、色混ぜ遊びを事前にやっておくべきだったな、と反省。
最後に描き終わった植物は「肥料になるかも知れないから」と
伝え園庭に戻しました。
余談だけどブルーノ・ムナーリ(1907 – 1998)と
ローリス・マラグッツィ(1920 – 1994)は
どの程度交流があったんだろう。
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