年長さんと「大きい紙に描く描く」
外で描くつもりでしたが連日の猛暑と
熱中症の危険から室内に変更。
室内にはクラフト用紙、模造紙、画用紙の三種類を敷きました。
最初にそれぞれの紙を触ったり見てもらうと
「ザラザラ」「少しサラサラ」「サラサラ」
「茶色」「少し白」「白い」など違いを教えてくれました。
まず最初は溶いた絵具を点々と垂らしてストローで吹くと
絵具が伸びて広がります。
「ドリッピング」の技法で色が混ざったり
伸びて他の子と繋がったりして遊んでもらいました。
暫くするとストローを筆代わりに描きだす子や、
ストローに絵具をたっぷりつけて、「パッ」と振り下ろし
絵具の雫が紙に広がる様子を楽しむ子も現れました。
手を絵具に付けてスタンプする子も出てきました。
他の子が「いいの?」と聞くので「良いよ」と答えると
手足を使って色塗りが始まりました。
「白いところが見えなくなるまで塗ってみよう」
「他の人のところにも重ねて塗ってみよう」と伝えました。
ヌルヌルが楽しくなってきたので絵具に洗濯糊を混ぜてみました。
ヌルヌル絵具で紙に飽き足らず、今度は自分の手足にも塗りだしました。
どこからともなく「ゾンビ〜」と声がします。
みんなの手足が絵具だらけになったところでお終い。
今日の感想を聞くとドリッピングが楽しかった子が多かった。
「お家の人にストローも教えてあげてね」と伝えました。
お家でやってくれるかな。
次回は今回描いた絵を素材に遊ぼうと思います。
ほぼ同時期に2歳と同じ遊びをしたのですが
5歳になると集団生活を過ごす為に
必要な知識や知恵を日々学んでいるので
(こうやりたいけど、やっても良いのだろうか?)
(先生が言った事しかやってはいけないのでは?)
と考えたり確認する事が多くなるように思いました。
それが悪いわけではなく、関わる大人が
子供たちの興味関心に蓋をしてしまわないように
受け入れつつ導いたり、
判断を誤らないようにしなければならないなと改めて思いました。
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